超純水のメリット、デメリットとは。

水は、大事なものであり、生命維持に欠かせません。人は、70%程が水分であることはご存じですか。水分不足になり脱水症状になってしまうと、危険です。また、水によって体の状態も変化します。もしかしたら、今、飲んでいる水はあなたにとって良くないかもしれません。都会や都会近郊の水道水は飲めないといった話も伺います。水の状態によっては、体に害を与えるため、うかつに飲むのは危険です。超純水の水は、不純物を取り除き、有機物や気体など含まない水を言います。今では、技術も進化向上して、とても純水である超純水の水を作り出すことができるようになりました。また、自宅で浄水器を使い飲むことも可能になっています。飲む場合には、不純物が入らないよう空気に触れさせないことが重要ですが、一般的に空気に触れさせないよう飲むことは難しいことです。そのため、飲む前に不純物は必ず入ります。中には、浄水器を使っている家庭もあるとおもいます。利用する際には、効果を理解した上でご利用になられて下さい。

バイオや半導体製造に欠かせない超純水

普段の生活シーンには登場しない超純水ですが、バイオ関連や半導体製造には欠かせないものと言えます。極限まで不純物やミネラル分を取り除いて、まさに化学式H2Oそのものに一番近い物質が超純水です。半導体製造や液晶の製造では様々な化学物質を使用しますが、ミクロの世界で付着した不純物をキレイに洗浄する際に超純水は欠かせません。日本の産業においてこれほどマイナーでいながら日本の産業を下支えしている物は無いでしょう。飲食には使用できませんが、純水なH2Oとしての水はそれだけで貴重であり、あらゆる製造ラインでの使用はますます増えていくのではないでしょうか。半導体製造のシーンではほんの微細なゴミでも回路に不具合を生じさせてしまいます。そのような微細なゴミを取り除くには、単なる水ではさらに不純物が付着してしまいます。従って、限りなく極限に近い純水を使用することが重要になるということです。

超純水は純水の中でも強者の水ですが

水の中に含まれている不純物を取り除いた水を純粋な水、つまり純水と呼ばれます。そしてさらにその純水のなかでもさらに精製されたトップクラスの水として超純水というのがあります。ではその超純水と純水にはどんな違いがあるのかという疑問が生じます。この疑問に関して今のところ、それの違いの定義は明確化されていません。しかしながら日本工業規格という規格では比抵抗値の値で定義するようにされています。それによると電気伝導率が0.05μs/cm以下で、しかも抵抗率が18.2mΩということになってます。これらの基準に達するまでには1回だけの精製では実現できず、幾度かの精製を実行して成り立っています。この幾度かの実行ではA1からA4のランク付けがされて、超純水はA4のランク付けになるわけですが、まずは最初の段階のA1の水を作るために最終工程でイオン交換法あるいは逆浸透膜法などで精製した水を作り、今度はA2あるいはA3のランク付けの水を作り出します。ここではイオン交換装置か精密ろ過器か蒸留法で精製し、そしてそのA2またはA3の水を、蒸留装置で蒸留するか非沸騰型蒸留装置を使って精製するかして出来上がります。